メタボ健診と食事
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メタボ健診は、生活を改善し、心身を健康な状態にすることに意義がありますが、その中でも、食生活の改善が特に重要です。
メタボ健診で検査する項目はどれも、食事によってその値が大きく変わります。そのため、メタボリックシンドロームや生活習慣病は、食事の不摂生が大きな原因となると言われています。
メタボ健診を受診する時、また受診後においても、どのような食生活を行うべきかという事は非常に重要です。
では、メタボ健診で指導が必要な結果が出ないための食事とは、どのようなものなのでしょうか?
スナック菓子やジャンクフードは、一番身体に悪いものです。これらを過剰に摂取すると悪質な脂肪がたまり、コレステロール値や腹囲が平均値を大きく上回ってしまう原因になります。
しかし、栄養素やカロリーをいつも気にしながら食事するというのも、なかなか難しいことでしょう。そこで、和食が推奨されるのです。和食は塩分が高めなことを除けば非常に栄養バランスの良い食事です。日本では食の欧米化が進んでいますが、人間の体にとって最も優れた食事が和食なのです。特に海藻類(ひじきなど)や根野菜(ごぼうなど)はとても身体に良く、メタボ体質の改善にもつながります。