メタボ健診の受け方
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2008年4月よりいよいよ実施されるメタボ健診について、思うところのある人は多いでしょう。できる限り恥はかきたくない、少しでも良い結果が出るようにしたい、そして何より不安材料を増やしたくないと願うのは当然の事です。
しかし、平常心、つまり普通の心構えで良いのです。あまり思いつめる必要はありません。
メタボ健診は、要するに今の自分自身の健康状態がどうなっているのかを探るためのものです。あくまで病気の予防、及び治療のための制度です。そういう意味で、これまでの健康診断と何ら変わりはありません。機会が増えるだけです。自分が太っているから、肥満だからとといって落ち込む必要はないのです。目的はあくまでも病気を見つけることなのですから。
とはいえ、中には無理やりテストを受けさせられるような気分の人もいるかもしれませんし、検査項目の数値が結果として出る以上、少しでも良い数値が出るようにしたいと思うのが人情です。
メタボ健診には、実際「健康テスト」のような要素もあります。不合格だった場合は指導を受け、是正されるという点は否定できないところです。
ただ、言うまでもなくテストを受けるというような心構えで挑むのはあまり良くないことです。自分が今どう言う状態で、どうすれば今後メタボリックシンドロームにならずに済むのかを知る良い機会だと思って受けるのが好ましいのです。
「メタボ健診」を義務とする国の政策に対して納得がいかない人もいるでしょう。しかしそれはさておき、まずは受けてみることが大切です。最終的には自分のためになるものであり、さらに活発な意見交換のきっかけとなるものですから。