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メタボ健診のデメリット
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メタボ健診が義務化されたことによって、メタボリックシンドローム、あるいは現在の医療に対して様々な議論がされるようになりました。特に、インターネット上で自分の意見を活発に書くことができる近年では、掲示板やブログで非常に活発な意見交換が日々行われています。
その意見は千差万別ですが、メタボ健診に対してもかなり取り立たされており、肯定的、否定的な意見双方が見受けられます。それらはどちらかというと、今のところ否定的な意見が多いようです。
メタボ健診自体は決して否定するようなものではありません。デメリットよりはメリットの方が大きいでしょう。多くの時間や料金がかかるわけでもなく、深刻な病気に発展する前に食い止める事ができるのですから。
問題は、それを「義務化」することにあります。メタボ健診を義務化したことで、国民はほぼ確実に何らかの形で費用を負担する事になります。それは検診料、指導を受けた際の治療費に止まらず、それらに付随する交通費などの諸費用もあるためです。これらの負担を強いられる事に納得ができないという人は決して少なくないでしょう。
メタボ健診の義務化で発生するデメリットには、環境の整備もあります。現在、全国各地どの医療機関でもメタボ健診が行えるという訳にはいきません。医療体制が追いついていないのが現状です。早急な環境整備が必要とされるますが、これにも相当な費用が必要です。
メタボ健診が実施されれば、デメリットと呼ばれるものもさらに増えていくでしょう。それに対して、今後政府や医療機関がどのような対処を行っていくのか、その動向に注目が集まる事は間違いないと思われます。
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