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取引する時の為替レートの見方
為替レートをテレビのニュースなどで伝える時、「ロンドン外国為替市場では、1ドル=115円50銭から55銭で取引されています」などと言っていますが、これは正しくありません。
その時の画面を見ると、円の為替レートは「1ドル=115円50銭-55銭」と表示されているはずです(もし「115円50銭〜55銭」と出ていたら間違いです)。
「115円50銭-55銭」という表示は2WAY(ツー・ウェイ)プライスといって、いわゆる売り買いの「呼び値」です。
もう少し具体的に言うと、為替レートを提示する側が
「私は1ドルを115円50銭なら買います、また、115円55銭なら売ります」
という意図を表すのが ツー・ウェイ・プライスです。
つまり、為替レートを提示される側であるあなたの立場から見れば、
「ドルを売る場合には115円50銭なら売れる」
「ドルを買う場合には115円55銭なら買える」
ということになります。
これはFX業者の画面を見て為替取引をする時には避けて通れませんので、しっかり理解してください。
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